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2008年10月16日

母のこと

伊平屋島の両親が所用で本島に出てきて、兄の家に滞在中です。

最初、タイトル「老化」としたのだけど・・・
そこで、父、母を登場させると
きっと怒られるかしら・・とタイトル変更・・

推定年齢 父78歳 母75歳

両親が受けた栄養療法のことなど書きたいと思います。

まず母のこと

4年前・・
私が分子栄養医学の検査をすすめても・・
「毎年 きちんと人間ドック受けているから大丈夫・・」と
なかなか受けてもらえなかった。

そう・・毎年12月には恒例で、
本島に出てきて○○医師会で検査を受けていた。

平成16年の検査結果をなにげにみたら・・・
尿たんぱく3+
私「母ちゃん いつから?」
母「2年くらいまえからよ~ 尿が1・2・3ってだんだんふえるさ~」
 「先生はまだ大丈夫ってよ・・
 だけど様子みるから半年後また検診受けなさいってよ~」

私「・・・まだ大丈夫って・・どうなるまで待つわけ!!」
 「透析するまで待つわけ!!」

 素人の母に当たっても仕方ないのだけど・・当たっていました

母は40歳代に腎結石・結石摘出手術の既往があったので
腎機能障害が心配でした。

年が明けて、
平成17年2月に再び本島に来てもらい、
分子栄養医学がすすめる検査を受けてもらいました。

どのくらい腎障害があるのかを調べるために・・

一般尿検査で
尿たんぱく(3+)  尿潜血(3+)

腎機能を見る検査で
尿中微量アルブミン(尿アルブミン/クレアチニン比)が470
(健常者は13.6以下なので、35倍以上も尿からたんぱくがもれている)

血清β‐2MG検査は2.1
(健常者は1.9以内で高値の場合は腎臓の糸球体障害を疑う)

母は分子栄養医学の医師から、
腎の細小血管障害による腎糸球体障害と診断されたのです。
また、他の検査値(血栓形成をみる検査から)、微小血栓形成もあり、
血管対策は急がれるとの指示が出ました。

尿潜血も出ていることから、尿管結石の再発も心配される。
とのことでした。

母は、私の頼みを聞いてくれ
栄養療法を受けてくれました。

栄養療法の立場から出された栄養素は
カルシウム・マグネシウム EPA(魚油) ビタミンE  ビタミンC 
コンドロイチン

母はその頃から変形性膝関節炎、股関炎の症状が強く、母にとっての悩みは痛みでした。
母が自ら優先して選んだサプリメントは
コンドロイチン、カルシウム・マグネシウム 、
そしてボチボチ(指示量の半分くらい)EPA、ビタミンE、ビタミンC

コンドロイチンも関節にだけでなく、腎の基底膜の修復にも効果を期待して・・
母の希望で続けていこうか・・と
途中量的にきちんと摂れない時期などもありました。


2年後・・平成19年4月
「関節の状態がどうも思わしくないので、手術を受けたい」と
股関節の手術を受ける事にしました。

私は、この大きな手術に母の腎は大丈夫なのかと・・
恐る恐る・・整形外科主治医に聞いてみました。

「あの・・母は腎臓の状態があまり思わしくないとおもうのですが・・」
先生「どこが!? 術前検査ではなんの問題もないけど・・」

1年ぶりにみる検査で(病院での検査でしたが)
母の尿検査で、たんぱく(-) 潜血(-) でした。

母ののぞみ通り手術は行なわれ、
1週間の入院、転院先の病院で2週間のリハビリ後
杖なしで歩行し、船のタラップも自ら登り、島に帰っていきました。

そして1ヵ月後、手術後2ヶ月の検診で本島来たついでに、
分子栄養学の検査を受けてもらったところ
尿たんぱく(+-) 潜血(+-) 
尿中微量アルブミン21.6  βー2MG1.9


すご~い!! なんと栄養素の吸収のよいカラダなんでしょう!
大きい手術を受けて後なのに、身体は断然改善している!!
娘の私もビックリです。

母は手術を受けるまでにも、自己輸血を1本準備しましたが、
ひたすら、栄養素摂取(ヘム鉄、たんぱく、ビタミンA)で造血に励み
手術で600ccの出血もしたというのに、準備した自己輸血1本だけで、
手術後の貧血もありませんでした。
(もちろん栄養学的にはフェリチンが130から40くらいまでさがったので、術後もヘム鉄はしばらく摂りました)

そんなこんなで、母は栄養療法にはかなり積極的です。

今年もそろそろ検査受けてほしいけど・・・と思っている私です。

次・・父のこと
あまり書く事がないのですが・・ぐすん






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Posted by yunnta at 01:46│Comments(4)家族の健康
この記事へのコメント
yunntaさん
こんにちは。栄養療法ってすごいですね。
ウチの母も肥満・血糖が高い・肩こりなどあり、EPAとビタミンEを必要量しっかりと摂取することと、食事指導(ご飯の計量150g)くらいでみるみる体重が減り、血糖も正常範囲内となり、病院の医師もビックリしていました。特に、肩こりは楽になったみたいです。ちょっとしたことで、こんなにも変わるのかと私も、分子整合栄養医学的な栄養療法には驚いていますよ。
これから、どんどん広がっていったらいいですね。
Posted by アーシャ at 2008年10月16日 10:05
アーシャさん
いつもありがとうございます。

うちの母も、たぶんアーシャさんのお母様も、栄養療法を受けることに、決して人任せにせず、自分で納得して取り組んだ結果でもありますよね。
”自分の身体のことは自分で知る” ”KYB”を多くの人に広げ、分子栄養医学へと広がっていくといいでね~
Posted by yunnta at 2008年10月16日 23:28
本当にお母様の件は、凄いですね。
自分の健康は、自分でしなくては・・・とは感じているものの
知識が伴わず、yunntaさんのブログに感動している今日この頃。
ますます、分子栄養学について知りたくなりました。
私自身も、腎不全を一度しておりますので、気になるところです。最近検査をしてないから、しなくてはいけないですね。
自分の身体を知るために。
これは、広げないといけないですよね、皆さんの幸せのために。
Posted by Minmi at 2008年10月17日 11:41
minmiさま
いつもありがとうございます。

そうなんですね。腎臓を患ったことがあるんですね。。。

分子栄養学的検査を経時的に行なっていると、少しの検査値の変動をみて、手当てしていく事で、大事にまで至らない事をよく経験します。
自分が主治医に思えるくらい、自分のことには詳しくなりますよ。

でも・・・お体はくれぐれも、ご自愛下さい。
Posted by yunnta at 2008年10月17日 23:04
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