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2014年10月11日

ユウケイ勉強会 貧血編から No.1

深夜ですが、起きています

台風19号 現在暴風域にあり、何だか眠れない夜なんです

どうせ起きているのだし、、、

ユウケイ事務所で月一回やっている勉強会
2週間前の『貧血』の勉強会から

ユウケイ事務所でしたので
狭いスペースに12名定員満員でさせていただきました

自分が話した内容を思い出しながら書いてみましょう


導入

貧血はあまりにもポピュラーな病気だけに
糖尿病や高血圧、コレステロールが高いなどの脂質代謝異常ほど注目されていませんよね

『病気』なんですが
私が看護師として病院勤めをしている時もそうでしたし
現在の仕事をでもそうなんですが

これまでかかった病気や、現在言われている病気などをたずねると

自分から「貧血がありました」とか
「貧血と言われています」という人は以外と少ないんです

私たちは、貧血を病気という認識が薄いのかもしれません

私もある本を読んでなるほどと納得したことがあるのでその本からの紹介なんですが

日本語では貧しい血と書いて『貧血』

英語では貧血はanemia(アネーミア)
anは何々が無しの、emiaは血液、直訳すると『血液が無し』

家の経済状態に例えると、日本語的ニュアンスは『貧乏』

英語的ニュアンスは『一文無し』


とういう風にその本にはありました

一文無しほどシビアではない貧乏

こんな日本語的ニュアンスも、貧血が軽んじられている理由の一つなのかなと

医療に関わっていたものとして感じたりします


ある女子大学で、新入生全員に血液検査を行ったところ
全体の1割にあたる女子学生に治療が必要な貧血が見られたとの事です

また、貧血と診断された女子学生に自覚症状をたずねるとと

頭痛、肩こり、だるい、朝が起きれないなどの症状を多く訴えていると

貧血というと、めまいとか朝礼で倒れるというような症状が先行してるだけに

頭痛、肩こり、だるい、朝が起きれないなどの体の調子が貧血と関係があるとは
本人達も思ってもみなかったのではないでしょうか

最近では、貧血と診断される前の、『潜在性鉄欠乏症』でも

同じような症状が起きることがわかってきています

潜在性鉄欠乏症は女性全体の6から7割にもみられるのではないかとも言われています

もしかして、女性が体調不良でブルーな生活を送っていることの多くに

貧血、潜在性鉄欠乏症が関わっているかもしれません

女性と同じく、成長期の子供も、貧血、潜在性鉄欠乏に陥りやすくなります

今日は、貧血に負けないための知識、情報を得て

みなさんの家庭の、健康管理の知恵、食生活への知恵に変えていただきたいと思っています



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