ユウケイ通信　Ⅱ

先週の土曜日に

某中学校のスポーツ部の父母へむけて

スポーツをしている成長期の栄養

のような趣旨で講話をさせていただきました

十数名の父母の参加があり

私の話を聴いていただき感謝です

質問タイムに多くのご質問があったのですが

やっぱりきた～とのご質問が

『牛乳は飲まない方がいいんですよね』

『好きではないので・・』

逆に

『これくらい飲んでいるのですが身体には悪いでしょうか』など


牛乳に関しては

いや（動物性食品全般かも）

有害説や有益説などいろいろな意見が飛び交い

今はむしろ有害説が先導している感じかな

牛乳と乳がんの関係とか

牛乳と前立腺がんの関係とか

牛乳にはガン成長因子が含まれるとか

牛乳と骨粗しょう症や

牛乳アレルギーや

牛乳は子牛が飲む飲み物で人が飲むものではないとか


同じ分子栄養医学を学ぶ立場の人たちでも

有害説と有益説に分かれるほど

難しい問題だけど

では・・・

牛乳を全くとっていなかった人たちに

乳がんや乳がんの転移がある場合の理由はなんだろう

牛乳があわなくて乳糖不耐症などは
人間全部があるわけではないんだけどなぁ

あわない人が避ければよいわけで・・

牛乳はカルシウムだけの栄養源ではなく

いやいやカルシウムの吸収も優れているし

ビタミンB１２・葉酸やアミノ酸のトリプトファンなど

人間の脳にとって必要な栄養素が満載なんだけどなぁ

成長期の子供の脳にはより必要とおもうんだけどなぁ

牛乳が子牛だけの飲み物と主張するなら

野菜だって人間に食べられるめに成長するはずではないはず


たしかに、牛の抗生剤の問題とか

今は原発の汚染の問題とか

気になることも多いけど

しかししかし

私たちの体で抗生剤や薬などの解毒を促す物質は

たん白質を多く取り込まないと身体では合成されないので

なにも、そんな目の仇にするような食べ物ではないと思うのですが。。

と答えたのです。

たしかにに学校給食とかでは

和食に牛乳つきとか

嫌いな子へ無理やり飲ませているとか

また、家庭でも牛乳を水代わりとか

牛乳飲みすぎで食事がすすまないとか

それぞれの問題があると思いますが

最近の牛乳有害説は

全部全部～同じ土俵で片付けられていると感じます