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2008年11月16日

健診・予防

今日は天気のよい一日でした。

我がふるさと伊平屋島ではムーンライトマラソンの日

きっとよい天気なので、島一周の42.195kmの道のりを走るランナーを
海風が後押しし、満月が道案内しただろうな~と・・・

島出身でありながら、まだ一度もムーンライトマラソンを見ていない私ですが・・・。

今日の午後、北中城村あやかりの杜で行なわれた
『EM医学会議2008』なるものに、保健師の友人と参加しました。

玄米クリニック院長 森田先生が
『血液データーを予防に活かす』と題し発表されましたマイク

発表の中で先生は、血液データーは本来、客観性の高い有能なメッセンジャーですが、
その能力は充分に活かされていないのではないかと感じます。
それは、血液データーを読み取る目に問題があるのです。

医療の中で、多く使われているのは、病気はないかどうかを見つける『病気探しの目』です。
実はそこには問題があります。
この『病気探しの目』は基準値というメガネを介して判断します。
データーがその基準値の間にあれば”白”と判定され、基準値から外れていれば”黒”と判定されます。

現在の多くの医療現場では、ほとんどがこの『病気探しの目』で動いています。
なぜなら、医療システムが、病気になってから始まる保険診療が主流だからです。

しかし、本当に、この目だけで大丈夫なのでしょうか?
安心なのでしょうか?
できれば、病気になる前に見つけてほしいですね。
それを担うのが、『予防の目』なのです・・・・

とはじめられました。

そして、検査値のコレステロール値を例に上げ
コレステロール値の基準値が130以上220未満ですので
250は 病気の目により脂質異常と診断され
200は 問題なし
150は 問題なし
となります。

高すぎることにより脂質代謝異常をおこし、動脈硬化、心疾患等を起こすとして
基準値が設定されていました

しかし、今現在日本人の死亡原因の第一位の癌の場合
コレステロール値が150以下の人の罹患率が高いという報告があります。

沖縄のある企業(250人、平均年齢35歳)の健診結果では
コレステロール値180未満が多いという結果が出ています。

など、グラフなどで示しながら説明していました。

多くの病気は「生活習慣」「食事や栄養」「心の問題」の3つの状態が複雑に絡み合った
結果だと考えられます。

これらの状態が引き起こす「ストレス過多」や「栄養不良」を血液データーから読み取り、
病気の進行を防ぐのが『予防の目』です。

本当の予防医療推進のためにも、貴重な血液データーをしっかりとした『予防の目』で評価
出来る医療者を増やし、一般の方々にも、この目を啓蒙していきたいと考えています。

と発表を結んでいました。

森田先生の発表後、私と友人は即行会場を出てヒミツ、ラウンジで遅めの昼食を摂りました。

あやかりの杜の2階バルコニーからの景色はとてもいいですよ
北谷あたりのビーチまで見渡せ、公園周囲は鮮やかな緑
2時間近く、2人で景色をみながら物議をかもしていたのですが・・・

その内容というのが・・

市町村の保健婦をしている友人が特定健診のことを話し出し
受診率を上げないと、市町村は国からペナルティーをかせられるので
健診料を無料化したり、
ペナルティーがかせられると、税金をとられるということを広報したり、
あの手この手で大変・・と

4月に特定健診が始まってから、受診率が20%とか25%とか・・報じられている。

受診率が低いことには、
料金がかかる、仕事を休んでまで受診できない、関心が向かないということもあると思うが

分子栄養学の検査を希望される方達で、最近増えているのが、
「せっかく時間をとり、検査を受けようと思って特定健診の項目を覗いてみたら、あまりの少ないことに
ビックリで、どうせの機会なら、ちゃんとしたものを受けたい」

という声があることです。

特定健診はすべての健康保険加入者に義務づけされているということですが、
健康への意識の高い人にとっては、物足りないものでもあると思うのです。

コレステロール値も、脂質異常から外されたので、特定健診では行ないません。

私達にとっては、健康相談などを受ける時、特定健診の結果では栄養的評価の出来る材料が
ほんとに少ないのです。

医療費高騰を抑制するための特定健診だと思うので、
予防的医療が出来る(メタボだけでなく癌なども含め)、健診システムの構築が出来ないのだろうか・・・。










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この記事へのコメント
yunntaさん、こんばんは!

いつもながら、『いのち』の本質を大切にしたお話、感動しています。

医療現場で病気の原因の特定は大切な行為ですが、「病気探しの目」に留まらず「予防の目」の領域を探求して頂きたい願望はあるのですが。。。。
現代の忙しい医療構造の中では大変なのでしょうね。

ここは新しく,何とかyunntaさんのような方々の病気にかからないための『病気予防=健康維持』の領域の知識を広めることを仕事とする『健康コンサレタント』のような職業が誕生することを願っています。

『病気予防=健康維持』を大切に考える方を増やす啓蒙活動とその活動が事業化できる仕組みを作りあげることが待たれます。

そこには健康保険制度との関係から、行政との関わりが大切なこととなるのでしょう。

yunntaさん、どうか病気にかかる前の『予防の目』の知識を提供するお仕事にチャレンジして下さい。
ご一緒に行動できることがあれば幸せです。
どうか,よろしくお願いいたします。
Posted by 白州の爺や at 2008年11月17日 18:30
白州の爺や様
いつも心強いエールありがとうございます。

行政が『病気予防=健康維持』の観点から、今の保険制度ではニッチモサッチモいかないということに気づいているとおもうのですが・・・
いや・・気づいていないのでしょうねぇ~

健康維持増進のまず一歩は、『予防の目』で自分の身体をどう見ていくかだと思うのです。

とにかく多くの人に『予防の目』のことを知ってもらうことなのかな~と漠然と考えます。
Posted by yunntayunnta at 2008年11月17日 23:30
yunntaさん,こんにちは!

うれしいお話、ありがとうございます。

行政が旧仕組みの対処療法改善から新思考にもとづく創造的制度探究心を持っていただけるよう熱情を持って働きかけてみたいですね。

行政と同じ方向を歩める仕組みつくりをしようではありませんか。

お身体にはお気をつけてがんばってくださいませ。
Posted by 白州の爺や at 2008年11月18日 17:33